はじめに
浮気調査やストーカー対策、身辺調査など、探偵に依頼を検討する方の多くは「信頼できる探偵にお願いしたい」と考えています。
しかし残念ながら、探偵業界には一部ですが「悪徳業者」も存在し、依頼者とのトラブルが後を絶ちません。
この記事では、優良な探偵事務所を選ぶためのポイントと、悪徳業者を見抜くチェック方法を解説します。
1. 探偵業には「探偵業届出証明書」が必須
探偵業を営むには、各都道府県の公安委員会に「探偵業の届出」をし、届出証明書を掲示する義務があります。
- 証明書が事務所に掲示されていない
- 届出番号を公開していない
こうした場合は、無許可で営業している可能性があります。依頼前に必ず確認しましょう。
2. 費用体系が不明瞭な業者は要注意
悪徳業者の典型例は、**「安い金額を提示して後から追加請求」**を行うケースです。
例えば、
- 最初は「1時間◯千円」と安価に見せる
- 実際には「調査員の人数×時間」で膨れ上がる
- 成果が出なくても高額な追加費用を請求
といったトラブルがよく見られます。
信頼できる探偵事務所は、契約前に調査料金の総額や内訳を丁寧に説明してくれます。
3. 誇大広告や過剰な成功率アピールに注意
「成功率100％」「必ず証拠が取れる」といった表現は、誇大広告の可能性が高いです。
調査対象者の行動は予測できないため、成功率を保証することはできません。
誠実な探偵は「調査の可能性」「リスク」「得られる証拠の種類」を正直に説明してくれます。
4. 契約書を交わさない業者は危険
探偵業法では、契約時に重要事項の説明と書面交付が義務付けられています。
- 契約書を出さない
- 口約束だけで調査を始める
こうした業者は、後々トラブルになる可能性大です。
契約書には以下の項目が明記されているか必ず確認しましょう。
- 調査内容
- 調査期間
- 調査料金（追加費用の有無）
- 返金の可否
5. 実績や口コミを確認する
信頼できる探偵事務所は、
- 公式サイトに調査実績や事例を公開
- 相談者の声・口コミを掲載
している場合が多いです。
一方で、実績が全く見えない・口コミが極端に偏っている場合は注意が必要です。
6. 相談時の対応で信頼度をチェック
初回相談の際、スタッフの対応から信頼性を見極めることも大切です。
- 強引に契約を迫る
- 不安を煽って高額契約を勧める
- 質問に対して曖昧な答えしか返ってこない
このような対応は、依頼者に寄り添う姿勢が欠けています。逆に、話を丁寧に聞き、リスクを含めて説明してくれる探偵は信頼できます。
まとめ
探偵に依頼する際は、次のポイントを必ずチェックしてください。
- 探偵業届出証明書の有無
- 費用の明確さ
- 誇大広告をしていないか
- 契約書の有無と内容
- 実績・口コミの信頼性
- 相談時の対応の誠実さ
探偵選びは、調査の成功だけでなく「依頼者の安心」に直結します。
不安を抱えた状況だからこそ、焦らず冷静に比較・検討することが大切です。
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